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#4: 独創性溢れるアメリカのプロモーション業界
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2005年のプロモーション市場規模は、前年比9.3%増の3,422億ドル(約34兆2,200億円、$1=100円)に達しました。かつて広告に対する補足的な存在として捉えられてきたプロモーションですが、近年、その存在意義は大きく変化してきています。プロモーションは、広告と比べ、特定のターゲットに絞り込んだ宣伝活動ができ、また、マスメディア広告よりも低コストというメリットもあります。多くの企業がプロモーションの効果を認識しはじめた結果、企業のマーケティング予算の中でもプロモーションに占める割合は年々大きくなってきています。下記は、プロモーション市場における カテゴリー別支出内訳ですが、これをみてもわかるように、一言にプロモーションといっても様々なカテゴリーが存在します。プロモーション業界で注目すべきセクターとしてアドバタイジング・スペシャリティという業界があります。この業界は上記カテゴリーのいくつかにまたがるため、カテゴリーとしては表示されていませんが、2005年の市場規模が180億ドル(1.8兆円)とプロモーションの中でも比較的大きな業界です。アドバタイジング・スペシャリティとは日本で言うところの“名入れ商品”にあたるものですが、この業界はこの“名入れ商品”の製造/流通に携わる業界全般を指します。名入れ商品は比較的低コストで顧客/エンド・ユーザーにマーケティング・メッセージを届けることができるツールとして注目されており、今日、米国企業の98%が、何らかの形でアドバタイジング・スペシャリティ商品を利用しているといわれています。
アドバタイジング・スペシャリティ業界はアメリカでは、とてもユニークな市場のひとつですが、その市場の大きな特徴は、中小規模サプライヤー、ディストリビューターが多数存在する分散型市場ということです。エンド・ユーザーも一般企業から宗教団体、学校、趣味のサークルまで多岐にわたっていますし、その用途も従業員向けの記念品、見本市、PRなどといったイベントでの配布用など広範囲にわたっています。これらの多様な顧客ニーズに対応するため、また競合との差別化を図るため、商品もユニークでクリエイティブなものが出ているのが特徴です。ピル・ケースなど医療施設が患者へのプロモーションに使うような商品も充実してきましたし、USBフラッシュ・メモリに名入れしたものなど、家庭/オフィスのIT化を反映する商品もお目見えしてきています。このように、商品数/カテゴリーの増殖により、今日では75万種にものぼるプロモーション商品が存在するといわれています。多様な顧客ニーズに対応するため常にクリエイティブなアイデアが創出されるアドバタイジング・スペシャリティ業界はアメリカの中でも特に注目すべき業界のひとつです。 関連ブログはこちらです。 『プロモーション・グッズからトレンドを・・』 『こんな所にまでプロモが・・・』
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